大学入試で合格をつかみ取る睡眠法

さて、具体的な勉強法に移る前に、まず勉強をする上での形づくり、基礎固めをしましょう。

睡眠は受験勉強を効率的に成し遂げる上で最重要と言ってもいいファクターです。



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受験生の皆さんは睡眠について考えたことはありますか?先生や塾講師、あるいは親から「寝る間を惜しんで勉強しろ!」と言われてきた人も多いのではないでしょうか。この際ですからここで言わせてください。

睡眠時間を削って勉強するのは時代遅れな勉強法です!



…だいぶ大胆なことを言ってしまいました。こんなことを言うと皆さんの中でも「じゃあ根拠を示せ!」と思う方もいるでしょう。説明のためにも、難関大現役合格を果たした私の夏休みの一日のスケジュールをご覧ください。



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※一区切りが1時間



図のように、私は9:00に予備校の自習室が閉まるまで勉強し、10:00前に帰宅、夕食を食べてお風呂につかるともう11:00過ぎ…という生活をしていました。総合計勉強時間は最低10時間半、現役生だとしても十分です。

注目すべき点は睡眠時間の多さ食後に勉強を避けている点でしょうか。
睡眠は脳が論理的思考や暗記を行うのに不可欠なものです。日常的に睡眠が不足していると"睡眠負債"に陥りやすく、気づかぬうちに思考力が低下していきます。

また、食後は血糖値が上昇するため、膵臓からインスリンが分泌され、血糖を下げて正常に保とうとします。インスリンには血糖を抑える働きがあり、低血糖とは血液中のブドウ糖が不足する状態のことです。エネルギーの源であるブドウ糖が不足することで脳の働きも悪くなり、眠気が生じるわけですね。
これらは人間であればだれにでも起こりうる生理反応です。そのような状態で勉強をするのは無理があると言わざるを得ません。
そこで、私の場合、昼食後に昼寝を入れて一度脳をリフレッシュさせています。学校で勉強しているのであれば、教室から図書館だとか、勉強する場所を変えるというの効果的かもしれません。


受験生の皆さんは遅くとも12:00にはベッドに入るようにしましょう。ここで重要なのは、入浴後30分以内に寝る態勢に入るという点です。

高校生の年頃ならスマホや携帯を見て、友人とメールしたり、LINEしたり、好きなテレビや動画を見たり…したいと思います。もちろん、一日のうち夜の自由時間くらいは趣味に興じるのもいいと思います。リフレッシュになりますしね。

ですが、そういったことをするのならば風呂に入る前にしましょう。そして、入浴後は寝ること以外マストでやることがない、という状態にしましょう。心理的にもストレスがないようにすることが肝心です。




なぜ”30分”以内なのか

さて、ここまでは、寝る間を惜しんで勉強するのではなく、お風呂から出たらすぐに寝て明日へ備えろ、ということを書きました。それはなぜでしょうか?



湯船につかることで体温が上昇しますよね。生物を習った人ならわかると思いますが、体温が上がることで副交感神経が刺激されます。(ましてや夕食後なら尚更刺激されます。)これにより脈拍の低下、筋肉の弛緩などが起こり、結果として“眠気”が生じるのです。

考えてみてください、“寝たいときに寝て、次の日にしっかり勉強する”のと“無理して深夜に勉強して、翌日眠気でろくに勉強できず…”どっちがいいですかね?断然前者です。

無理して起き続ける人間よりも、眠くてあくびや涙が出るタイミングで「よし!寝るか!」とできる人間が最終的により多くの演習を積むことができるのです。





そうは言っても寝るのに抵抗がある…

入浴後にその流れで寝る…と言ってもそれに抵抗感がある人もいるでしょう。注意してほしいのは、私は何も、「風呂から上がったらすぐにベッドに走っていき、電気を消して寝よう!」と言っているわけではありません。むしろそれだと暑くて寝づらいでしょう。事実、私も睡眠までに30分ほどを要しています。ならば、その30分で何をするのか…



もちろん好きな漫画を読んだり、テレビを観たりしても構わないのですが、その時間も勉強したい!と考える不安な方がいらっしゃるとすれば以下の勉強法を実践してはどうでしょうか。

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