《センター試験》情報総まとめ!意外な落とし穴とは?!

受験生のみなさんこんにちは。この時期になると、「そろそろセンター試験対策しなきゃ」という方も多いのではないでしょうか?


センター試験もいよいよ今年が最後の年となりました。しかし、幸か不幸か皆さんはセンター試験を受けないわけにはいきません。(私立大学専願とかなら話は別ですが)

このページでは、センター試験で絶対に外したくない皆さんに、気を付けるべきポイントをいくつか紹介してきます。






1.センター試験の基本情報

まずこの章では、センター試験の基本情報についてまだよく知らないよ!という人向けに書いていきます。


1.1.試験日程は?

センター試験は2日間で行われます。

例年、1月中旬に行われており、2020年度の本試験は1/18,19です。追試験は1/25,26です。

1.2.試験時間は?

2020年度の試験時間割は現在公表されていません。(2019/09/23現在)

ただし、例年時間割は変更されていませんので、今年も同様なものと思われます。

昨年の時間割は以下の通りでした。

センター時間割2019.PNG

1.3.出題方法は?

完全マークシート形式です。

最も正しい選択肢をマークしたり、数学など値を求めるものは、虫食いになっている箇所に正しい数字を入れます。


マークシートは機械的に処理するため、塗り間違え、塗り忘れなどがあってもそのまま採点されてしまうので注意が必要です。特に、1問飛ばしてマークするミスを犯すと、以降の問題すべてで誤答となってしまうため、定期的に問題番号とマークシート番号があっているか確認する必要があります。

1.4.追試験って何?

追試験とは、病気やケガなどの理由でやむを得ず受験ができなかった受験生に対して、後日改めて試験を行うというシステムです。

当然、本試験とは完全に別の問題が出題されます。


追試験が認められる理由としては以下のケースがあります。

  • インフルエンザ・ノロウィルス等の感染症、重篤な病気
  • 事故による負傷
  • 両親の危篤
  • 自宅の火災
  • 本試験でのトラブル
本試験でのトラブルとは、リスニング機器の不良や、試験時間の管理のミス、あるいは大雪などで公共交通機関が止まり、試験時間に間に合わなかった場合などが含まれます。

事前に大学入試センターが受験希望の有無を対象者に対して聴取します。しかし、受験希望を申請していなくても、当日会場に行けば受験することは可能です。

このように受験生を救済するシステムではありますが、追試験の難易度は本試験の問題よりも高く設定されています。

これは、本試験から追試験まで1週間の時間的猶予が生まれ、その分勉強をすることが可能なためだとされています。意図的に本試験をさぼって、追試験を受けようとするのを防ぐ目的もあります。


難易度が高いということを聞いて、インフルエンザでも無理をして受験しようとする方もいらっしゃいますが、感染症を発症されている方は、センター試験を受験することは禁止されているのでご注意ください。


2.センター試験に必要な持ち物は?

この章では、センター試験会場に実際に行く際に忘れてはいけない持ち物を紹介します。試験前などにもう一度ご確認ください。
  • 受験票
    • センター試験前に自宅に緑色の紙が届きます。これが受験票です。試験中は机の上に常に出しておかなければなりません。

  • 筆記用具
    • 絶対に必要な筆記用具は『鉛筆』と『消しゴム』です。『定規』は使えません。『シャーペン』もあると良いでしょう。これについては第4章で詳しく説明します。

  • 鉛筆削り
    • これも広義の筆記用具になるのかもしれません。もちろん、手動でコンパクトで、削りカスをケース内に入れておけるものが絶対条件です。(受験要項で大型のものと電動のものの試験中の使用は禁止されているため)

  • 時計
    • 試験会場には時計がない場合があります。また、時計があったとしても秒針まであっているとは限りませんし、そもそも位置的に見えない可能性もあります。必ず腕時計や小さな置時計を持参しましょう。
    • なお、アナログ時計の中には秒針の動く音が大きいものもあります。あまりに音が大きいと、自分の集中力を落とすばかりでなく、試験監督からしまうように指示されてしまいます。必ず音の大きさをチェックしておきましょう。

  • 交通費・交通系ICカード
    • 多くの人は受験会場まで公共交通機関を使うと思いますので、交通費が必要です。万が一の事態に備えてお金も多少持ち合わせていると良いでしょう。

  • 身分証明書(生徒証)
    • 万が一受験票を忘れてしまった時、再発行をするのに必要です。

  • 参考書・まとめプリントなど
    • センター試験は時間に余裕をもって行われます。したがって、一つ一つの科目の間に参考書を開いて最後の暗記チェックを行うのがいいでしょう。

  • 昼食・飲み物
    • 試験は午前午後にわたって行われるため、昼食をとる必要があります。昼食を購入する時間のありますが、あらかじめ買っておくと落ち着いて時間を有効に使えます。もちろん、水分補給のため飲み物を持ってくることも忘れてはなりません。試験中は飲み物を机の上に出せないので試験の合間に給水しましょう。



3.センターあるある『数学Ⅰを解いちゃう事件』

皆さんは大手予備校が主催するセンター模試などでこんな経験をしたことはありませんか?


「数学ⅠAが始まった!頑張るぞ~」
20分後… 
「あれ、もう終わっちゃった。問題数少ないな…」
「あ!これ数学Ⅰだ!」


頭を抱えたくなるような状況です。今まで頑張ってマークしていたのは自分の受験科目ではない、他の科目だったのです!

実は私も経験したことがあります。(駿台模試で)

こんな時はどうすれば良いのでしょう?また、こうならないように対策する方法はあるのでしょうか?

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3.1.どの教科で起こるの?

まず、例に挙げたように、『数学ⅠA』をやらなければならないのに、誤って『数学Ⅰ』を解いてしまうケースです。

同様に、『数学ⅡB』を解くべきところで、『数学Ⅱ』を解いてしまうケースもあります。(私がこれでした)。

ただし、数学の試験はⅠAを先に行うため、ⅡBよりもこのミスが出がちです。(もちろん『数学ⅡB』でも気を抜いてはいけません)。


次に多いのが、『社会科目B』を解答すべきところで、『社会科目A』を回答してしまうケースです。これも大概まずいのですが、数学ほど致命傷にはならないと言われています。社会科目はある程度のスピードで回答していれば、本来60分以内で終えられるからです。

やはり、数学の時間的余裕の少なさから、一度数学Ⅰを回答してしまうと取り返しがつかないのです。

3.2.対策方法は?

いくら事前に注意をしていても、本番にそれをすっ飛ばしてしまったら意味がないので、100%の対策方法はありません。ただ、確実性が高いものをいくつか取り上げてみます。

  • まず、当たり前ですが『しっかり確認する』こと。声に出してはまずいですが、指差し確認くらい大げさに確認するのが手っ取り早いです。問題の初めのページに『数学ⅠA』各ページ右上または左上に『数学ⅠA』と書かれていますから、これを確認します。

  • 次に、『試験開始時に真ん中後方のページから開ける』という方法。これをくせにすればほぼ確実に『数学ⅠA』のページを先に見つけることができます。

  • 最終手段として、『数学Aの単元から解く』という方法もあります。これなら絶対に間違えることはありません。ただし、どの単元が数学Aか覚えておく必要があるのでちょっと大変ですね。


3.3.途中でミスに気づいたら?

それでもミスをしてしまうのが人間というものです。ミスに気づいたらどうすれば良いでしょうか?

  • まず落ち着く
    • パニックになる前にとりあえず深呼吸をしましょう。「ああ、やっちゃったなぁ」、と自分の非を認めて素直になりましょう。そうしてから次の行動をします。

  • 時間を確認する
    • 時計を見て、何分経過したか確認します。センター試験は60分間です。まだ、20分以内であれば挽回して完答もギリギリ可能です。

  • ⅠAとⅠで共通の問題を探す
    • 実は『数学Ⅰ』で出題されている問題の一部は『数学ⅠA』と同じものです。ページを交互にめくり返して、同じ問題があれば問題冊子の「ア」などの空白に数字を入れていきます。この作業を終えるまでマークは消してはいけません。

  • マークを一気に全部消す
    • 1個ずつちまちま消していては時間の無駄です。覚悟を決めて全部一気に消します。
    • ただし、もし残り時間が10分以内であれば、一気には消しません。偶然当たるという一抹の望みにかけて、解答できる分だけ順に消していきます。

  • 残った問題を解く
    • いつもより時間がないので、わからなかったらすぐに諦めて次の問題に行きます。特に各大問の最後の問題は時間を取りますから、『戦略的撤退』も視野に入れます。

4.センター試験は鉛筆じゃないとダメ?!


センター試験の特徴といえば何といっても鉛筆で記入する完全マーク形式という点でしょう。

今まで皆さんはどの模試でもシャープペンシルで解答してきたはずです。しかし、ことセンター試験に関していえばシャーペンでの解答はオススメできません。

これは受験生が軽視しがちな重要なポイントですので、まず、なぜセンター試験は鉛筆で解かなければいけないのかを説明したいと思います。


4.1.なぜ鉛筆じゃなければいけないの?



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ご存知の通り、センター試験は毎年50万人を超える志願者が一斉に問題を解きます。当然、その採点を人の手で行うのには無理があるため、マークシート方式を採用して機械的に処理をします。

マークシートの判定は至ってシンプルです。

読み取り機からマークシートへ光が放たれます。マークがされていた場合、塗られた黒鉛が光を吸収するため、読み取り機に戻る反射光は弱まります。この反射光の強弱でマークの判定を行います。


ここで勘の鋭い人は気づくかもしれませんが、黒鉛の含有率はHやB、2Bなどでそれぞれ異なります。そして、大学入試センター試験ではH,F,HBを規定の鉛筆の濃さとしています。

もしこれよりも濃い鉛筆でマークを塗ったらどうなるでしょうか?一見、黒いのできちんと塗られてはいますが、黒鉛の量が多すぎるため、光の吸収率が規定値を上回り、適切に判定されない恐れがあります。

(よくネット上のサイトでは、「鉛筆はHB以上の濃さならばOK!」などといった情報が出回っていますが、あれは完全なでたらめです。試験上の注意事項を正しく読むのもセンター試験科目の一つです。)


「じゃあH,F,HBのシャーペンならいいのでは?」と思う方もいらっしゃると思います。しかし、シャーペンの芯は強度を高めるために黒鉛以外の成が含まれています。当然これでは判定がきちんとされない可能性があります。


結局のところ、H,F,HBの鉛筆のなかで自分に最も合った硬さをあらかじめ知っておく必要があるわけです。

試験中にシャープペンシルを持ち込むことはできるので、計算過程をメモするときに使うといいでしょう。


4.2.試験に必要な鉛筆の本数は?


4.1章では、「なぜセンター試験で鉛筆を使用しなければならないか?」ということを説明しました。

つまり、受験生の皆さんは、シャーペンのほかにも自分に合った鉛筆を見つけなければいけないわけです。



ですがここではまず、鉛筆を何本机の上に置いておくべきかという疑問にお答えします。

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その答えはズバリ、5~6です。なぜこれだけ多くの鉛筆が必要なのでしょうか?


鉛筆はシャープペンシルと比べて長さが変化していく消耗品です。そして、試験前の追い込みともなれば、それはもう相当な勢いで鉛筆の芯が消耗されていきます。

ここで一番心配なのが、センター本番になって、「鉛筆が短すぎて手に合わない!」といった事態です。

こうならないためにも常に好みの長さに保った鉛筆を2,3本備えておくとよいでしょう。そして、センター演習で使用していた2,3本の鉛筆と合わせて合計5~6本ほど所持していれば、試験中に削る手間も省け、時間をフルに使えるようになります。

もちろん10本とか、鉛筆を持ちすぎるのも好ましくありません。鉛筆を落としやすくなりますし、試験中邪魔です。


4.3.試験場の机は傾いている!


皆さんはまだご存知ないかもしれませんが、センター試験会場となる大学の講義室は机が緩やかに傾いている場合があります。大学に入ればすぐになれますが、初めて体験する傾いた机は書きづらいことでしょう。

これは国公立二次試験、私大試験共に同様です。事実私も早稲田大学の入学試験では傾いた机で挑みました。

こんな時に一番困るのが、鉛筆やシャーペンがコロコロと回転して落ちてしまうこと。集中できないですし縁起でもないですよね(笑)

そこで次に気になるのが鉛筆のまとめ方です。


4.3.1.鉛筆は輪ゴムで束ねよう!


そんなことが起きないようにする手っ取り早い方法は、「輪ゴムまとめ作戦」です。

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当たり前ですが、鉛筆よりもゴムの摩擦係数は大きいです。完全に静止してくれて、うまい具合に鉛筆が気にならなくなります。5,6本ある鉛筆も一か所にまとめられて一石二鳥です。


シャーペンになれて鉛筆の感覚が好きでない人も多いと思います。しかしながら、センター試験に限らず、多くの私大試験でマークシート式が採用されているのが実情です。早めに鉛筆を買って慣れておくことを強くお勧めします。


5.おわりに

いかがでしたでしょうか?やや鉛筆についての話に偏った感はありますが、センター試験についてのポイントをいろいろ書いたつもりです。

最後に、「数学を解くときは後ろ側を開く」。これだけでも忘れずに帰ってくださいね。よろしくお願いします!





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