東工大に合格するための最後の追い込み勉強法とは?!【2019/09/14更新】

こんにちは、受験サポートです。


この記事では当時東工大志望であった私がセンター試験が終わった後から二次試験までに用いた勉強法を紹介していきます。
これが絶対!、とは口が裂けても言えませんが、一合格者の声として軽くでも読んでいただけたら幸いです。




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1.私が使った参考書はこれだ!



私がセンター後(1月末)から二次試験(2月末)の期間で使った参考書は以下の通りです。


1.1.駿台文庫 大学入試完全対策シリーズ


購入シリーズ:東京工業大学・早稲田大学・慶応義塾大学・東京理科大学




いわゆる青本というやつです。各大学が実際に出題した過去問が掲載されています。私の場合、早稲田、慶応、理科大を併願先としていましたので、その過去問も演習しました。最終的に演習し終わった過去問の年数は
東工大:5年(完走)
早稲田:2年(未完)
慶応大:2年(未完)
理科大:1年(未完)

です。

やはり併願先の過去問も解くべきでしょう。出題形式が一部マーク一部筆記だったりと、初見では確実に混乱します。


東工大・早稲田・慶応の過去問はどれも難易度が高く、解いては答え合わせ、間違えたところを復習をして…の繰り返しでした。
ですから60分の過去問でも復習なども含めてその2倍の120分くらいは使うことになりました。

理科大の問題は自分の実力がついていることを確かめるのに使うと良いでしょう。前の3校と比べると難易度は若干優しめです。
しかし、特に物理の大問は問題設定が最近の東工大の流れに似ています(はじめは公式から導く簡単なものから段々と難易度が上がっていきます。)。ですから、これがスムーズに解けるようであれば東工大合格は射程圏内であると自信をもって良いと思います。


やはり1か月での追い込みとなると時間的に併願先までやり切るのはきついです。正直、初め時に関してはミスったなと感じています。

併願先まで完走したいのであれば、11月頃から手を出し始めてもよさそうです。ただし、その場合は理科大→早慶→東工大の順に手を出すと良いでしょう。いきなりラスボスに挑戦するよりは素直に経験値をためてレベルアップしていくのがやはり王道でしょう。

1.2.教学社 東工大の数学(物理・化学)15カ年





青本の5年分では不安だった私は英語を除き15年分の過去問を解きました。

数学・物理は1問にかける時間を最大30分と決めて演習していました。これは、実際の試験で一問に割ける時間が数学で36分、物理で45分であるからです。実際には見直しにできるだけ時間を使いたいですから、それよりも短い30分という数字がボーダーとなるわけです。

英語は正直言って6年分やれば十分でしょう。というのも、東工大の英語はここ数年で文章量が大幅に増えました。英語の古い過去問は文章量が少なく、今は出題されていない自由英作文などもあるため、傾向を知るという過去問の意義が薄いのです。

…実をいうとこれら15カ年の問題はセンター試験前から力試しとして解いていました。イメージとしては骨の折れる問題集、といった感じです。

特に化学は何度も復習して暗記する必要がありますから早めに取り組んでおくと後で苦労しなくて済みます。化学は小問1問ごとに掲載されているので、自習時間が10,20分余ったときなどにチャレンジするのもいいでしょう。もちろん復習が一番大事なのは言うまでもありません。


1.3.駿台文庫 東京工業大学への数学(英語・理科)





いわゆる実践問題集というやつです。駿台の東工大入試実践模試の過去問が載っています。

解答が詳しいのと、採点して実際の受験者と比較できる点が素晴らしいですね。直近数年のものは自己採点によって求めた得点に応じて席次と偏差値を求めることもできます。

恥ずかしながら私は実践問題集はすべてをやり終えられませんでした。理科はすべて解いたのですが、数学・英語は最も古い1,2年分は見てもいません。

素晴らしい教材なのに違いはないのですが、「あくまで作成しているのは予備校の講師」であって、東工大の教授が作っているわけではありません。ですから、個人的意見としては、できなかったからと言ってあまり気にしすぎないほうがよいでしょう。


ちなみに今のところ、駿台のライバル予備校である河合塾の模試、『東工大入試オープン』の過去問集は発売されていません…。発売すれば東工大志望の受験生の多くが買うはずなのですが…。ただ発売を望むばかりです。




2.追い込みを成功させる一日のスケジュール


さて、前章でどの参考書で追い込むべきかを紹介しました。しかしながら、本当に大切なのはここからです。

1日の限られた時間の中で、どういったスケージュールを組んで演習を積んでいくかが大切なわけです。

ズバリ一日にやるべき過去問は計3回分です。

まず、数学の過去問(あるいは実践問題集の一回分)を午前中に解きます。解答時間180分。見直しと合わせて午前中に終わらせます。

午前中に数学をやるのは、実際の東工大の入試形態(1日目)が、午前:数学 , 午後:英語となっているからです。肝心なのは、午前中に自分が持ち合わせた数学的思考をフルに生かすことができるかという点。午後に頭が冴えてきて、「よし、数学やってやろう」とエンジンがかかっても遅いわけです。

前章でも書きましたが、問題を解く際は、時間もしっかりと計測して行います。例えば東工大の数学なら5題出るとして、1問にかけられる時間は36分。見直し時間も踏まえれば、1問に集中できるのは30分が限界でしょう。

この時間をオーバーしても解法にたどり着かないようなら素直に諦めて次の問題に行きましょう。

時間制限を体に叩き込むのが参考書を使う理由の一つと言ってもいいです。


昼食後、英語、物理、化学のうち2科目の過去問を解きます。おそらくこれで午後の自習時間の大半が使われます。私の場合、余った時間は英単語を覚えたりで調整していました。

1日で4教科すべて行うのは時間的に厳しいので、得点率の高い数学+他2教科を入れ替えながら追い込んでいくという方法です。正直なところ私は一日フルで取り組むと、過去問は3教科やるのが精一杯でした。実際の東工大の2次試験も1日2教科ですから詰め込みすぎる必要はないでしょう。




3.おわりに

いかがでしたか?本追い込み法を用いれば、短期間(1か月)でも東工大の入試形態に完全に慣れることが可能です。

ただし、忘れないでほしいのは、ここに至るまでに各教科の基礎をしっかりと固めていることが前提になるということです。

この記事を読んでいるのが夏~秋にかけてであれば、安易に過去問に手を出す前に、自分の弱点や穴がないかしっかりと確認することをお勧めします。もちろん、気分転換やモチベーションアップのために過去問にチャレンジするのは良いことなので、迷っている人は、一度手に取って開いてみるのもいいでしょう。





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